寺田町まち歩き

 環状線に乗ればいいのだが、JR西のもうけ第一主義が好きでないので乗らない。

 大阪市敬老パスを縦横に活用しようと考えたのだ。

 最初の目的地は、天王寺区国分町の日本特殊地図協会で町会地図を買うことだ。一枚550円。営業時間は午後4時30分までになっている。天王寺区役所から寺田町まで20分もかかった。そこから市バスに乗って、あべの橋まで涼しい車内で体力を温存した。

 天王寺区役所の裏口から毘沙門池を通過。真法院町を南下する。勝山通を横断する。壽法寺の坂を見て、さらに進む。真法院町の名の由来の寺を過ぎる。

 関帝廟、久保神社をよそに見て、寺田町グラウンド、興国高校の校舎を見上げる。

 かつては成績の悪い生徒を押し込むありがたい学校だった。今は大学進学で売り込む学校に変身した。旧月華殿に入試実績を誇る縦幕が下がっている。

f:id:higachanntan:20240808200923j:image↑存在感のあるお宅(四天王寺2丁目)

f:id:higachanntan:20240808200946j:image↑坂の奥に見えるのは壽法寺(もみじ寺)
f:id:higachanntan:20240808200933j:image↑お地蔵さん(真法院の敷地)
f:id:higachanntan:20240808200926j:image浄土真宗西本願寺派「真法院」
f:id:higachanntan:20240808200949j:image関帝廟

f:id:higachanntan:20240808200939j:image↑旧月華殿(現・大阪興国学園)

  阿倍野橋からバスであべの筋四丁目で下車する。阿倍野図書館に『大阪の段蔵』を寄贈した。
f:id:higachanntan:20240808200955j:image阿倍野図書館の室内
f:id:higachanntan:20240808200936j:image↑同上
f:id:higachanntan:20240808200952j:image↑大阪文学探訪マップ(住吉あたり)
f:id:higachanntan:20240808200930j:image↑大阪文学探訪マップ(王子町・北畠あたり)
f:id:higachanntan:20240808200920j:image伊東静雄梶井基次郎など
f:id:higachanntan:20240808200942j:image↑あべの交差点の電柱。南海平野線のか?

 

 南へ、西へ、南風に吹かれて当てもなくさまようヒガチャン。郵便局でみかんジュースをご馳走になる。二杯目はさすがに遠慮した。熱中症に気をつけてねとお姉さんのことばを背にうけて、さらに南へと向かうのであった。