2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

番外編(ルーツを探して)

2022年3月29日(火)、念願の加西市倉谷町に向かった。リュックに資料を入れて、最寄り駅から小旅行をした。大阪駅から姫路行き新快速に乗る。神戸駅で途中下車をし、神戸駅を撮影した。 さすが東海道本線の終着駅らしい建物だかつて駅構内に貴賓室があ…

くもんの発祥地は天満橋に

くもん(公文数学研究会)は今や大企業になっている。 創業者は公文公(くもん・とおる)。大阪市立の高校の数学教師の公文は、長男を近畿の国公立大学に進学させるための数学メソッドを創る。長男や勤務先の高校生を使って検証した。公文式プリントで、できる子…

門真市の段蔵めぐり

敬老パスを利用して段蔵の調査をした。『門真の歴史探策』(門真市立歴史資料館発行)を頼りに、地下鉄門真南駅をスタートした。 第二京阪道路のトンネルを潜って、下三ツ島公園内の「一休生母の墓」に参った。柵の奥にその墓があった。伝承の域を出ないが、『…

守口市の歴史探訪①

守口市役所はかつての三洋電機本社跡である。『守口文化財ガイドマップ』(令和3年10月)には、段蔵が載っている。段蔵を研究する者にはありがたい。その地図を持って、守口宿を歩いた。 旧国道1号線には、かつて守口市民会館があった。岡晴夫や田端義夫も…

北河内(寝屋川市)の段藏

北河内(寝屋川市)の段蔵を訪ねた。情報を得るためにまず寝屋川市役所の文化スポーツ室を訪れた。本館を抜けて、東館にあった。「文化財分布図」(200円)があったが、私の欲しい情報ではなかった。古墳などの埋蔵文化財の位置を示すものだった。不動産開発…

かしく祭り

曽根崎1丁目の法清寺では毎年三月十八日に「かしく祭り」が行われている。正門や壁に祭りの案内が貼られていなかった。2022年の祭りが行われるのかをご住持に尋ねようとしたが叶わなかった。ビル街の中にお寺がどっしりと建っているのに感慨を覚えた。…

横井勘市夫婦の墓は一心寺にあった

成瀬國晴さんの『なにわ難波のかやくめし』によると、横井勘市・フサ夫婦の墓は一心寺にあった。一心寺の墓地係の方に案内を乞うた。143頁のカットの通りに墓は通天閣を望む好立地に立っていた。 横井勘市・フサの墓明治廿九年三月十八日 開基横井勘市昭…

横井座は千日前にあった

劇場「横井座」は横井勘市によって建てられた。 横井勘市とはいかなる人物か。 天保十一(1840)年に知多半島の漁村に生まれる。岐阜県生まれとする記述もある(成瀬國晴)。明治七(1874)年、大阪に来る。「かめやまのちょんべはん」売りなどをしたり、…