2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

加古川市厄神の段蔵

加古川線に乗車された経験をお持ちの方はどれほどだろうか。私は月に一度加古川線に乗る。加古川駅から三つ目の厄神駅まで乗る。 ↑神戸駅↑神戸駅構内↑Aシートは有料席↑0キロポスト↑明石海峡大橋 大阪駅から加古川駅まで新快速に乗れば、一時間ぐらいで着い…

ルーキー新一を覚えていますか

『ルーキー新一のイヤーンイヤーン人生』(澤田隆治著)を読んでいる。「てなもんや三度笠」などのヒット作をテレビで生み出したメディアプロデューサー。ルーキー新一といえば、「イヤーンイヤーン」のギャグで一世を風靡したコメディアンだ。乳首を両手で摘…

まぼろしの南木芳太郎邸

大阪研究の必読書といえば、まず、肥田皓三先生の愛読書であった雑誌『上方』であろう。奥付の上方郷土研究会の住所には関心がなかった。編緝兼発行人である南木芳太郎(1882〜1945)の住所にも。大阪市西成区南吉田町八十八番地とはどこだ。 西成区役…

海老江の蔵

東西線海老江(えびえ)駅と地下鉄千日前線野田阪神駅とが表裏一体と知ったのはいつのことだったのだろう。東西線野田阪神駅になっていたらと思うと笑いが込み上げてくる。JR西日本の経営陣の顔が見たいものだ。駅名は定着しているのだろうかと気になるだけ…

四天王寺、堀越町を歩く

四天王寺宝物館では春季名宝展を開いている。5月7日(日)まで無休。「四天王寺東照宮と御霊屋〜徳川将軍家を祀る寺〜」と「聖霊会の舞楽〜四天王寺ならではの伝承〜」の展示。4月22日(土)に聖霊会(しょうりょうえ)が予定されている。四天王寺のHPはこ…

N外科医院の思い出

古堤街道が城東区内を走っている。大阪環状線京橋駅の近くで京街道につながる。 城東区のN外科医院の壁に「リボンの騎士」の色紙が飾ってあった。院長(故人)にその訳を尋ねる。手塚治虫が同級生だからと答えてくれた。漫画家の手塚治虫は、大阪府立北野中学…

生玉寺町、夕陽丘町を歩く

地下鉄谷町線の四天王寺夕陽丘駅を下車した。太平寺(曹洞宗)、春陽軒(曹洞宗)、青蓮寺(高野山真言宗)の順に参拝した。 太平寺は「十三まいり」で有名な寺だ。暁鐘成(木村蒹葭堂)が『摂津名所図会大成』で書いている。「(虚空蔵堂は)太平寺にあり。虚空蔵菩薩…

天王寺の坂

天王寺区の大阪法務局天王寺出張所に土地台帳の閲覧に行った。その途中に吉祥寺(義士寺)がある。曹洞宗。地下鉄夕陽ヶ丘四天王寺前駅北口を上ればすぐだ。大坂の浅野家の菩提寺だ。元禄十六(1703)年二月、寺坂吉右衛門が四十七士の遺髪、遺爪を供養を依…

桜宮橋

今年の桜の通り抜けは終わった。八重桜を楽しむ大阪の名物である。 ↑銀橋から天満橋を見る(左に見えるビルは建築中のヒルトンホテル)↑造幣局側の階段橋(橋頭堡) 私は記憶している。この階段橋で女性が殺されたことを。らせん階段を上り下りすると幽霊が出る…

東淀川区大道南の段蔵

今里筋線だいどう豊里駅を下車する。「だいどう」とは、どんな漢字を当てはめればいいのか。大桐と大道になるか。内環状線から東側になる。最北が大隅、中間が大桐、南部が大道になる。 ↑大道南の蔵のある家。 ↑同上 大道南地域を歩いた。細い道を歩いていく…

中津ぶらぶら

第七藝術劇場で「妖怪の孫」を鑑賞した。十三駅から市バスに乗って十三大橋を渡った。十三のサカエマチ商店街は昼の気だるい雰囲気に包まれていた。 ↑十三駅東口と西口をつなぐガード。かつて傷痍軍人がアコーディオンを弾いていた↑十三駅東口↑十三駅東改札…

堀江新地をさがして①

「テレメンタリー2023」というドキュメンタリー番組を見ていた。「突然、手が動かなくなった葉月ちゃん」が、手の代わりに口に筆を咥えて絵を描く。それから記憶が蘇った。大石順教尼だ。明治38(1905)年に起きた大事件、堀江六人斬り事件だ。5人…

北河内の段蔵

北河内・中河内・大阪市・高槻市・茨木市・摂津市などにわたって、「段蔵」について実地踏査をしてきた。ここでもう一度「段蔵」の定義をはっきりさせておきたい。 JAきたかわち(北河内農業協同組合)が出す「JAきたかわち」(No.220)から引用させて…