枚方市(渚本町)の段蔵

 連日の猛暑で体調を維持するのが難しい。自宅でクーラーで涼むのも電気代が気になる庶民の性である。

 かかりつけ医に診察を受けた。診察が終わってもまだ午前10時だ。どこへ行こうか。京阪電車に乗って、北河内(淀川左岸)の段蔵(だんくらとも)を見ておこうと思い立った。御殿山駅で下車する。駅員が無人になっている。人件費を節約しているのか。

f:id:higachanntan:20220802165501j:image御殿山駅前の周辺地図

 誰に聞いたら情報を得られるかと思案投げ首。郵便局だ。枚方渚郵便局を探す。

f:id:higachanntan:20220802165722j:image枚方渚郵便局

 まず入金をして、局のスタンプを押していただく。わたしの見知らぬ土地での作法である。局長らしき男性に情報を教えていただく。人の親切が身に沁みる。狭い道を歩いていくと、二股に分かれる。右に行くと渚本町の集落になる。古い集落だから、「ダンクラ」があるかも知れない。

 右に左にダンクラがある。右側が丘になっている。大木が茂っている。

f:id:higachanntan:20220802170610j:image段蔵A
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f:id:higachanntan:20220802170538j:image段蔵B
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f:id:higachanntan:20220802170534j:image段蔵C
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f:id:higachanntan:20220802170510j:image比較的新しい蔵
f:id:higachanntan:20220802170602j:image古い蔵をリニューアルしたか
f:id:higachanntan:20220802170550j:image段蔵D
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f:id:higachanntan:20220802170514j:image段蔵E
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f:id:higachanntan:20220802170546j:image段蔵F
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 丘の上に「御殿山神社」があるようだ。階段を登っていく。息が上がっていく。お参りをして、「由緒書」をいただく。

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 御殿山神社の氏地は、枚方市旧大字渚一円であるそうだ。現在地は枚方市渚本町(旧大字渚)の御殿山の丘上に鎮座している。参道は急坂である。神社の麓にダンクラが存在している。猛暑のため、短時間で調査をした。漏れがあると思う。枚方市立御殿山図書館に寄ったが、光善寺のダンクラの図書資料しかないと言われた。

【参考文献】『御殿山神社由緒』(御殿山神社刊)