古い町並みが残る大東市御領。JR片町線住道駅が最寄り駅。祖母は「すみのどう」「じゅうどう」と言っていた。コミュニティバス停留所があるが、12時台はバスの運行がない。仕方ないので、20分ぐらい歩くことになる。御領から氷野小学校まで歩いた。思いがけなく段蔵を発見した。
段蔵かは分からない
同上
川村義肢
御領まで住道駅から20分歩いた。門真へ向かう幹線道路の歩道を歩いた。
公園
4月から9月まで舟が運行している
御領の案内地図
御領の旧村に入ると、落ち着いた町並みが保存されている。しかし、かつての田畑には工場や近代的な住宅が建っている。町並みのバランスのとれた保存には厳しい現実が待ち構えている。
辻本家住宅の主屋は天保5年(1834)建築。江戸時代に代々御領村の庄屋を務めた。平成26年に改築工事がされた。
段蔵
水路
段蔵
辻本家住宅の説明板
国登録文化財に指定されている辻本家住宅
典型的な段蔵
同上
同上
段蔵
同上
同上
御領菅原神社の境内
御領菅原神社(裏に地車庫)
御領のメインストリート
改装された蔵。倉庫として使用している
御領村は旧深野池堤の西側に位置する河内を代表する水郷地帯。低湿地のため古くから用排水路(井路)が縦横に走り、三枚板(農業用田舟)が活躍した。井路沿いに段蔵も残り、田舟体験ができる(4月〜9月)。
御領から氷野小学校を経て、旧道を歩いて住道駅までは、見るべき価値のある町並みであった。うれしい期待はずれであった。
氷野消防団
【参考文献】