地下鉄日本橋駅を上がると、馬券売り場の客と若者や外国人客で賑わっている。人をかき分けかき分け、国立文楽劇場に着く。エレベーターで3階の小ホールの人になる。「上方演芸特選会」(落語、浪曲、漫才、手品、ギター漫談)で楽しんだ。
↑第131回上方演芸特選会
↑出演者プロフィール
日本橋一丁目交差点にある消防署横の一方通行路を南に行けば、大阪名物「味園ユニバース」のビルが聳える。1956年創業のレジャービル。創業者は志井銀次郎。創業者がデザインしたのを設計図にして、建てたのだ。らせん状のスロープを上れば、二階の45のバー街が並んでいる。
1980年代に生野区の中学校に勤めていた時に、よく千日前裏の「千石」という飲み屋によく飲みに行った。味園ビルの駐車場をよく利用した。トンネルみたいな異空間に入っていく感覚が鮮烈だった。美園ユニバースの電飾が眩かった。後年、二階堂ゆきの主演した「味園ユニバース」を観た。魔境の引力を改めて実感した。
↑味園ビル
↑二階への階段
↑隣のビル
↑味園ビルの「キャバレー ユニバース」
↑ユニバース」
↑宴会天国 味園の看板
↑味園ビルの壁
↑味園ビルの玄関
↑味園ビルの外壁
↑宴会天国 味園
↑味園ビルの案内図
↑「宴会天国」ということばもなつかしい
↑味園ビル
3階はマッサージルーム、4階はホテル。5階は宴会場だ。エレベーターで5階まで行こうとしたが、そこまで行くことができなかった。
↑スロープと噴水
↑同上
↑二階のバー街
↑マッサージルームの階
↑同上
↑閉店のはり紙
↑スロープと噴水
↑スロープ
↑案内図
↑噴水
↑1階
2階のバー街は、薄暗くトンネル内を歩く感じがした。今年いっぱいで営業を終了するらしい。ビルも老朽化しているので、解体の可能性もあるだろう。ミナミの魔境(魔窟)として妖しい光を放ってきた建築物を見られるのもあとわずかの時間しか残っていないのだろうか。
付録がついています。
↑桂文福師匠の二人会
↑海南市ゆかりの三人会
【参考文献】
「味園ビル」Wikipediaを閲覧(2024.05.18)
「newsランナー」(関西テレビ、2024年5月9日視聴)