扇町駅からミナミへ行こうとした。阪急電車正雀駅で人身事故があって、阪急京都線がストップ。地下鉄堺筋線も停まった。その後、天六・天下茶屋駅間で運転再開したそうだ。市バスに乗り換えて曽根崎警察署前で下車。御堂筋線梅田から難波駅まで乗った。寄り道だが仕方ない。
地下鉄なんば駅で14番出口から御堂筋に出る。地上に出る階段の幅は昔と同じであった。なんだかうれしくなった。
↑御堂筋に面する建築物の裏側
↑金龍ラーメン
↑立体広告物
↑御堂筋の歩道化で広くなった歩道
↑はり重本店
↑おしながき
↑松竹座
↑予告
道頓堀の名店が残るが、ミナミの情緒がオーバー・ツーリズムの波に飲まれようとしている。観光客相手の商売をしていると、かつての黒門市場のように観光客価格設定をして、今までの固定客からソッポを向かれることになる。資本主義経済とはいえ、儲かればいいのだろうか。
立体広告物が道頓堀に溢れている。グリコの看板に飽きた観光客(中国人観光客か)に大坂は何を売りにしているのか。甚だ疑問に感じる。東京にない大阪のよさを求めている観光客に、大阪は何を提供しているのだろう。
かつて田野さんや一善さんたちと通天閣まで歩いたのを思い出す。コロナ禍から5類に変わって、中央区(旧南区)の一部地区に観光客が集中している。外国人観光客は満足しているのだろうか。「食べログ」に魅せられて、特定の店に集中する。ブームはいつかは過ぎ去る。固定客(リピーター)になってもらうことを考えない店は百年企業にはなれないだろう。
↑ドウトンビル(名建築なのに、大阪観光局は情報を提供しているのか)
↑かに道楽
↑がんこのマグロ
↑くいだおれビル
↑大阪王将
↑射的
↑ツルハドラッグ
↑コナモンミュージアム
↑たこ焼き
↑元禄寿司
↑串かつ だるま
↑今井
↑神座(かむくら)ラーメン、金龍ラーメン
↑昭和ホルモン
↑立体広告物
↑同上
↑同上
↑相合橋商店街のアーケード
↑たこ梅
↑西陽を拝みたくなる
相合橋商店街に大衆食堂を見つけた。「福家」さんだ。土・日は19時まで。18時過ぎに入ったので私一人だった。創業75年と聞いた。
↑福家
↑のれんがかかる
↑店内(ご主人の許可をいただく)
↑同上
↑同上(伏見稲荷の神棚)
↑同上(伏見稲荷の神棚)
↑同上
↑同上
↑私の晩ごはん(860円なり)
お江戸の友人を招待して、どこで食べるか。キタは脱落する。ミナミか鶴橋、桃谷か。コリアンタウンで有名になるのはいいが、味が落ちることを心配する。お好み焼きで有名な店が支店網を出店すると味が落ちると聞く。企業が利潤を上げようとして、出店するのはやむを得ないだろうが。世間を賑わす事件が続発するのを見ていて、庶民の一人として言いたいのだ。
【参考文献】
「はり重」のHP
「道頓堀今井」のHP