淀屋橋南詰のマンホールのフタ

 1月22日(日)、桂吉弥独演会が朝日生命ホールであった。大阪新音の例会で、満員御礼であった。ご同慶に堪えない。大笑いで病気も退散するだろう。

 

 御堂筋を淀屋橋交差点の南詰まで歩く。下を向いて歩くのが癖になっている。銭を探すのではない。マンホールのフタが気になるのだ。

f:id:higachanntan:20230124012420j:image↑コマルマーク。大阪市交通局のマーク
f:id:higachanntan:20230124012425j:image↑旧電電公社(現:NTT)のマーク
f:id:higachanntan:20230124012428j:image大阪ガスのマーク

f:id:higachanntan:20230127223612j:image大阪市交通局(バス)

 

 最後に、このフタが町内にあるのに気がついた。澪標➕電が表示されている。大阪市電気局は現在の関西電力になっている。大阪市関西電力の大株主になっているのはその名残りである。

 あるいは、大阪市交通局(現在の大阪メトロ)のフタだろうか。判断が付きかねるので、大阪市建設局中浜工営所の担当者に尋ねている。

f:id:higachanntan:20230124012834j:image↑交通局なら地下鉄かトロリーバスのフタか。関電なら関西電力発送電株式会社の野江変電所に尋ねようか。

 

 野江変電所に1月25日、電話をした。情報を担当者に伝えたが、明快な回答はなかった。しかし、知らないことを教えてくれた。

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 関西電力のマークを社内では「キスマーク」と呼ぶらしい。V(ボルト)とA(アンペア)を重ねて作られたマークなのだ。キスマークという隠語はネーミングとして秀逸と思わされる。

 町内の件のフタについて、担当者の私見では「殺す」処置をしたのではなかろうかだった。「殺す」とは物騒だが、社内の隠語で「放置」することを意味しているそうだ。機能はしてないが、フタだけ残っているのだ。現在ではここで置かざるを得ないだろう。