超高層ビルが林立する梅田

 梅田界隈ではクレーンが立って、建設ラッシュである。マンションやホテルがどんどんできている。その中にレトロビルが立っている。出入橋から中之島美術館に向かう。

 中央電気倶楽部が堂々と建っている。スクラッチタイルの殿堂だ。

f:id:higachanntan:20221225005229j:image中央電気倶楽部
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f:id:higachanntan:20221225005234j:image説明板
f:id:higachanntan:20221225005238j:image中央電気倶楽部の全景

 

 竹中工務店が建てている超高層ビル。下層階にはマンションが入る。それ以上の階にはカナダ系の「フォーシーズンズ大阪」が入るらしい。2025年の万博を当てこんだ計画だ。20万円からの価格設定らしい。庶民の生活感覚から離れた話題で、興味が湧かない。

f:id:higachanntan:20221225005435j:imageフォーシーズンズ

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 田蓑橋の北側に有名な「蛸の松」がある。説明板があるものの、中之島に元々あったのに、堂島側に植えたのはどうにもいただけない。広島藩久留米藩の境に生えていたのが蛸の松なのだ。その場所は、現在の大阪大学の施設が建っている辺りだ。

f:id:higachanntan:20221225010212j:image田蓑橋
f:id:higachanntan:20221225010216j:image蛸の松

 

 田蓑橋を渡る。大ビルがある。大ビルを残して、巨大ビルが聳えている。この手法がよく使われている。美観の見地から見て、如何だろう。堂島川にはホタルマチがあり、若者たちで賑わっている。

f:id:higachanntan:20221225010854j:image大ビル
f:id:higachanntan:20221225010858j:imageホタルマチ

 

 安藤忠雄設計の中之島美術館。大阪市立近代美術館の構想がやっと陽を見たわけだ。国有地を購入する約束をしていた。約10年前の大阪市長が引き延ばしていたが、国に迫られた。購入を決断をして、美術館ができることになった。ヤノベケンジの猫がお出迎えをしてくれる。

f:id:higachanntan:20221225011342j:image中之島美術館

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 展覧会「GUTAI 分化と統合」を観た。撮影ができる作品もあり、鑑賞者と作品の距離が近い特徴をもつ美術館だ。これからの展覧会を期待したい。