梅田界隈ではクレーンが立って、建設ラッシュである。マンションやホテルがどんどんできている。その中にレトロビルが立っている。出入橋から中之島美術館に向かう。
中央電気倶楽部が堂々と建っている。スクラッチタイルの殿堂だ。
中央電気倶楽部
同上
同上
説明板
中央電気倶楽部の全景
竹中工務店が建てている超高層ビル。下層階にはマンションが入る。それ以上の階にはカナダ系の「フォーシーズンズ大阪」が入るらしい。2025年の万博を当てこんだ計画だ。20万円からの価格設定らしい。庶民の生活感覚から離れた話題で、興味が湧かない。
フォーシーズンズ
同上
田蓑橋の北側に有名な「蛸の松」がある。説明板があるものの、中之島に元々あったのに、堂島側に植えたのはどうにもいただけない。広島藩と久留米藩の境に生えていたのが蛸の松なのだ。その場所は、現在の大阪大学の施設が建っている辺りだ。
田蓑橋
蛸の松
田蓑橋を渡る。大ビルがある。大ビルを残して、巨大ビルが聳えている。この手法がよく使われている。美観の見地から見て、如何だろう。堂島川にはホタルマチがあり、若者たちで賑わっている。
大ビル
ホタルマチ
安藤忠雄設計の中之島美術館。大阪市立近代美術館の構想がやっと陽を見たわけだ。国有地を購入する約束をしていた。約10年前の大阪市長が引き延ばしていたが、国に迫られた。購入を決断をして、美術館ができることになった。ヤノベケンジの猫がお出迎えをしてくれる。
中之島美術館
展覧会「GUTAI 分化と統合」を観た。撮影ができる作品もあり、鑑賞者と作品の距離が近い特徴をもつ美術館だ。これからの展覧会を期待したい。