月に一度、加古川市に野暮用で行っている。行くたびに新しい発見がある。
大阪駅から加古川駅まで新快速で行くのもいいだろう。しかし、途中下車しながら加古川駅まで行くのがヒガチャン流である。大阪駅から神戸駅まで乗車する。そして、改札口を出る、すぐにまた改札口に入る。15分後に次の新快速が入線してくるから便利だ。
加古川駅まで行き、改札口を出る。出て、ヤマトヤシキ百貨店で買い物をしたり、郵便局や銀行でお金を下ろすのも時間の有効な過ごし方だ。1時間に1本しかない加古川線の列車(12:42発谷川駅行)に乗る。一両しかないので、座ろうと思えば入線する時間までにホームで待たねばならない。
ディアモール大阪の地下街にもクリスマスがやってきた。
クリスマスツリー
同上
神戸駅の0キロポスト。何度も撮影しているので、またかと呆れられる。
0キロポスト
枕木に注意されよ
加古川駅に駅ピアノが設置されている。自由に弾ける。弾きたいが、片手でしか弾けないし、恥ずかしい演奏でお耳を穢しはしないかと躊躇する。
駅ピアノ
加古川線駅前の道標
同上
同上
加古川線厄神駅の時刻表を見ていただこう。今年3月のダイヤ改正(?)でこのようになった。駅にあった紙の時刻表もなくなる。各駅の駅員がいなくなる。回数券がなくなり、加古川駅前にあった二軒の金券ショップが消えた。正規の運賃で乗らざるをえなくなる。
時刻表を見て、正規の運賃で安く乗れる方法があったのだ。鉄道愛好家なら当然のことなのだが。
大阪駅から神戸駅まで乗車し、途中下車する。15分後にまた乗車する。神戸駅から加古川駅まで車窓の風景を楽しもう。加古川駅で下車する。食事やショッピングをして時間を過ごす。私は高架下のニシカワパンで白アン入りメロンパンを買う。大阪のメロンパンと違う。丸型ではなく、円錐形なのだ。中に白アンが入っている。
播磨は気候が穏やかで、台風などの被害も少ない。そういう風土の中で人々の気質も穏やかな人が多いと個人的に思う。私の祖先(母方の曽祖父や祖父)も加古川在であった。ニッケ(日本毛織)の加古川工場の労働者として働いたかもしれない。働き口を求めて大阪市に流入したかも。大正十一年北区で生まれた母は、祖父母と一緒に平塚から東京市中野区天神町に落ち着く。大正十二年に関東大震災に遭う。祖父は手が器用な人で、桜田門にあった旧警視庁の仕事(仕事の内容は不明)もしたらしい。私のDNAには播磨人のも流れているかもしれない。