2023年10月12日、霞ヶ関での会議出席のため早朝の新幹線に乗る。久しぶりの早朝からの行動のため、頭と眼が働かない。指定席に腰を下ろして、コックリと眠ってしまった。
↑新大阪駅
↑名鉄特急(名古屋駅を過ぎて)
↑松重閘門(名古屋市)が右奥に写っていた
↑富士山を写したつもり
↑富士山は見えず
東京駅に無事に到着した。ポスター(東京駅まつり)が目に飛び込んできた。山手線有楽町駅で下車する。
↑東京駅で
山手線有楽町駅で下車。まず腹ごしらえする和食店を探す。東京交通会館の地下1階の郷土料理店で空腹を満たす。五島うどんが美味しかった。
そうだ。第一生命ビルを拝見しよう。GHQ(占領軍総司令部の略)が置かれて、マッカーサー将軍が権力をふるった場所だ。マッカーサー記念室は現在、閉室中であった。残念なり。
↑第一生命ビルのマッカーサー記念室は閉室中
↑第一生命ビルの玄関内
↑同上
↑第一生命ビルの玄関(矢野恒太筆)
↑同上
↑同上
↑第一生命ビルの外観
↑日比谷公園(木陰が気持ちいい)
↑同上
↑同上
↑日比谷公園周辺の地図
旧司法省の建物(現在の法務省)は残っている。会議の中身は秘密なので、ここに記さない。
↑法務省(旧司法省)
↑同上
↑同上
↑同上
すぐに腹が減る。減ると怒りっぽくなるから始末に負えない。東京の物価は高い。大阪の物価と比較するから、食欲と金銭欲との狭間で葛藤が起こる。
↑これが「たぬき」。カルチャーショック
霊岸橋は、亀島川に架かる江戸時代初期創架の橋である。新川一帯はかつて葦の生える低湿地帯だった。寛永元(1624)年に埋め立てられ、雄誉上人が霊巌寺を建立してから霊岸島という名がついたといわれる。
↑霊岸橋
翌朝、ホテル周辺の喫茶店を探す。大阪並みの安い店がいい。チェーン店は御免蒙る。
「よこかわ」で朝食を食べた。モーニングセットが都心で540円とは。ドトール、ベローチェ、マクド(東京ではやはりマック)、タリーズなどの大企業の攻勢に抗している。
昭和22(1947)年から現在地に住まわれている。30年前にビルを建てたそうだ。
↑結婚式場だった横川(よこかわ)
↑実家の隣が住宅金融公庫(現在:住宅政策金融公庫中央支店)
↑前には都電が走っていた。電停も前にあったそうだ
↑同上
↑モーニングセット540円
↑「よこかわ」
↑写真と同じ角度から撮影した
↑同上(この通りを錦糸町まで都電が走っていた)
水天宮の門前町を歩く。水天宮は、安産・水難・水商売にご利益のある神様で、福岡県久留米市の水天宮を総本社とする。日本橋の水天宮は、文政元(1818)年、久留米藩主の有馬頼徳が芝赤羽根橋(東京都港区三田)の上屋敷に分霊を勧請したのがはじまり。明治4(1871)年に青山、翌5(1872)年には日本橋蛎殻町へと移転した。
洒落で「情け有馬の水天宮」という。文政元年、久留米藩有馬家上屋敷内に祀られていた水天宮は、庶民が参拝することはできなかった。塀越しにお賽銭を投げる者が多く、藩主は毎月五日に限って、屋敷の門を開き、庶民の参拝を許したという。
↑中央区のエリアマップ
↑手書きの地図
↑ENEOSのGSスタンド(都内でも古いスタンド)
↑水天宮通り
↑水天宮ビル
↑同上
↑水天宮の狛犬
↑同上
↑水天宮本殿
↑水天宮境内
↑水天宮の河童
↑水天宮の由緒
↑水天宮の参拝時間
↑水天宮の掲示物
↑水天宮ビルは免震構造になっている
↑東京メトロ水天宮前駅(人形焼の店がある)
文豪・谷崎潤一郎(1886〜1965)は、日本橋区蛎殻町(現在の中央区日本橋人形町)で生まれた。昭和40年、神奈川県湯河原町の自宅で死去。享年79歳。弟は谷崎精二(早稲田大学英文学科教授・作家)。谷崎には、精二を含め六人の弟妹がいた。潤一郎を大谷崎、精二を小谷崎と呼ぶ。
↑谷崎潤一郎生誕の地(中央区日本橋人形町1-7-10)
↑谷崎潤一郎生誕の地の説明板
↑町火消しと江戸落語のからくり櫓(人形町交差点そば)
↑同上
↑同上
↑同上
↑人形町の由来
↑歩道(自転車と歩行者とを分離)
湊橋は延宝7(1679)年、霊岸島(新川1丁目)と対岸の箱崎(日本橋箱崎町)を結ぶために架けられた。橋の周辺が江戸湊の出入口であったことから湊橋になった。
↑湊橋
↑同上
↑同上
江戸バス(日の丸バスが運行)が中央区役所まで走っている。「赤バス」だ。道を聴いた女性から情報をいただいた。便利なバス。中央区民は70歳以上は無料になっている。
↑江戸バスの新川二丁目停留所
↑同上
↑江戸バス停留所(100円)から中央区役所まで行ける
江戸バスで中央区役所に着いた。1階壁面に中央区名誉区民の写真が飾ってある。
↑中央区の名誉区民(中央区の許可を得ています)
↑同上
↑同上
↑元松竹会長 大谷信義さん
↑歌舞伎俳優 中村富十郎さん
↑元聖路加国際病院長 日野原重明さん
↑元資生堂会長 福原義春さん
↑新富稲荷神社(坂東三津五郎奉納)
↑同上
↑同上
↑同上
↑新富町の古民家(足袋屋さん)
↑中央区の歩道(自転車と歩行者とを分離)
↑同上
↑同上
↑メトロリンクバス(無料)の停留所
↑兼松ビル前の停留所
↑兼松ビル・清水建設ビル前のメトロリンクバス停留所
↑メトロリンクバスの東京駅八重洲口停留所
↑江戸バスの八重洲口停留所
↑東京駅から自由席(1〜3号車)で帰阪
↑三洋電機の巨大建造物「ソーラーアーク」が解体される予定。三洋岐阜更地化計画が進行中。Panasonicのロゴもなくなっている
↑伊吹山(富士山が見えなくても、伊吹山が見えてよかった〜)
【参考文献】
『歩いてわかる中央区ものしり百科』(中央区観光協会、2023.10)