月イチの加古川行きが12年以上も続いている。
大阪駅から新快速に乗り、神戸駅で改札口を出た。構内のがんこ寿司はまだ閉まったままだ。貴賓室が店の奥にあったのに。
改札口を入って、ホームに上がる。東海道本線の終着駅。山陽本線の始発駅だ。神戸駅駅舎の竣工は1934(昭和9年)。設計は、旧JR奈良駅舎の設計で知られる柴田四郎(大阪鉄道管理局)。経済産業省の近代化産業遺産に指定されている。スクラッチタイルが魅力的だ。
↑ゼロキロポスト
↑同上
↑同上
加古川線加古川駅発谷川行きの列車が12:45だ。列車が入線するのが12:31分だ。逆算すると、行きで明石駅の改札口を出る時間的余裕はない。加古川駅まで乗ることにした。
↑麦の秋も終わり、田植えが始まる
↑同上
↑同上
↑小麦の契約栽培をして、スパゲッチの原料に。大麦の契約栽培はビール工場に運ばれるらしい。
復路で大失態を犯した。背中のナップザックがないことに加古川駅で気づいた。駅員に調べてくれと依頼した。駅員いわく「厄神駅は無人駅なので、近くの駅員が調べるため時間がかかる」と。驚き。
他所で見つかったので、加古川駅員に連絡して事なきを得た。厄神駅には車両基地があるのに。
ここまで合理化をしているとは。時刻表も変わり、平日の12時台は1本しか電車が走らない。終点の谷川駅行きだ。1両編成だ。座席を確保するには、電車が入線する15分前から並んでおかないといけない。加古川線も廃線候補に上がっている。廃線の悪循環サイクルに陥っているのだ。赤字→あらゆる合理化→赤字が減らない→運行本数が減る→乗客が減る→赤字が増える→廃線への道か。
儲かっている利潤を赤字路線に回せないか。かつての国鉄のように、利潤をプールして赤字路線に回す。赤字路線の沿線自治体と廃線を前提にせず、社会実験する方法をJR西日本は提案できないのか。JRには公共交通機関としての自覚を求めたい。
復路はJR明石駅で改札口を出た。ホームから明石城の櫓が見えた。
この駅は乗り換えがしにくい。新快速から普通・快速の離れたホームに乗り換えるには、階段などで移動しなければならない。山陽本線の電車線が延伸された経過があるらしいが、「使いにくいホームの配置だ」と明石駅をよく利用する加古川市民が言っていた。
大阪駅でバースデー・カードを買った。「ルクア1100」の専門店で4人分を買った。これから文面を考えなくてはいけない日々が続く。以下の写真は拡散していいと店員さんの許可をいただきました。
↑カエル
↑同上
↑同上
↑同上
↑同上
閑話休題。カエルが目についたので最後に載せました。
【参考文献】
ブログ「建築紹介・建築探訪録」のJR神戸駅舎を閲覧(2023.6.22)