大阪空襲を語り継ぐ、ピースおおさか

 3月12日午後2時から講演会に参加した。「大阪大空襲平和祈念事業 占領下の大阪・関西〜焼け跡から復興まで」と銘打って、橋爪紳也大阪公立大学研究推進機構特別教授の講演と阿部浩之毎日新聞姫路支局長との対談があった。写真集『占領下の大阪・関西』(創元社)が2022年に出版されている。いい企画であった。ピースおおさかにかつて砲兵工廠の診療所があった。戦後、日生球場の向かいに大阪市の施設があった記憶がある。平和な世の中を享受しているありがたさ。平和を崩そうとする動きにどう対抗したらいいかとごまめの歯軋り。ウクライナ侵略は他人事ではない。

f:id:higachanntan:20230313071803j:image↑講演会(ピースおおさかの撮影許可を得ている)

  ピースおおさかができて30年になる。斬新なデザインの施設だが、雨漏りに悩まされているそうだ。予算の関係で改修を段階的に行なっているらしい。貴重な平和ミュージアムだけに、平和募金に協力したいものだ。ピースおおさかのHPは、http://www.peace-osaka.or.jp

 

   暖かさに浮かれて、大阪城に向かう。

f:id:higachanntan:20230313072901j:image↑陸軍用地と猫
f:id:higachanntan:20230313072908j:image↑袈裟懸けの松
f:id:higachanntan:20230313072904j:image↑同上

 大阪府立北野高校同窓会が寄付してできた大阪城梅林は、今や観光名所になっている。梅花も盛りを過ぎているが、人出は多かった。外国人観光客も増えてきた。英語・ハングル語・ベトナム語・中国語と。

 

 ついでに大阪城桃園に足を伸ばした。まだ開花には早かったが、木の勢いが以前に比べてないように感じた。管理が大阪城パークセンターに大阪城緑地公園事務所から移管されたと聞く。心配だ。

f:id:higachanntan:20230313073805j:image大阪城桃園
f:id:higachanntan:20230313073802j:image↑開花の早い品種の桃
f:id:higachanntan:20230313073809j:image↑元気のなさそうな桃
f:id:higachanntan:20230313073759j:image↑桃の木がかつての台風の影響で減っている

大阪の代表的な観光地である大阪城公園だが、ゴミの処理に来園客のマナーに一言。ゴミは持ち帰りしてもらいたいなあ。

f:id:higachanntan:20230313080043j:image↑ゴミ箱でないのに、突っ込んでいく人もいる。自販機を撤去してはどうだろう

 

 大阪城公園駅前の「ホコテン」にバンドが出ていた。午後5時近かったので、すでに終了しているバンドもあった。バンドの女性に話を聞いてみた。

f:id:higachanntan:20230313074822j:image↑真ん中の女性が話を聞いた方だ

 

興味のある方は、京橋のライブハウスに足を運んでみてはいかが。

 

 春が来たきたと「浮かれお爺」も、これから大坂まち歩きをしますぞ。さあ、どこに出没するか。