鴫野東の段蔵

 城東区鴫野東の古民家がある。敷地の北西隅に蔵がある。石垣が積まれていないが、化粧石の裏には石垣があると推定している。段蔵ではなかろうか。

f:id:higachanntan:20230313011445j:image都市計画道路今里筋が南北に走っている。杉山街道が新喜多橋から南下して、今里筋と合流している
f:id:higachanntan:20230313011442j:image↑最近、ラーメン屋に地面を貸している

f:id:higachanntan:20230314022829j:image↑敷地の北西に蔵が立地している
f:id:higachanntan:20230314022823j:image↑石垣が見えず、化粧石で覆われている
f:id:higachanntan:20230314022826j:image↑木綿商で財を築いたか

 

 北に向かうと新喜多大橋に至る。西方を見れば、かつては天満橋方面が見えた。天神祭の花火が見えた。夕涼みも兼ねて、花火見物ができた。新喜多橋からも浴衣姿で花火見物をする人もあった。

f:id:higachanntan:20230313012246j:image↑新喜多大橋から見る寝屋川

 

 新喜多大橋から聖賢小学校にかけて、材木屋が並んでいた。小浜木材店、大下木材店、辻本木材店があった。今は階段がなくなったが、堤防下に材木を積んだ船が横付けされた。舟運で木材が運搬されていた。交通手段の進展で地域の産業も歴史の一コマになっていく。