旧土地台帳から見た岸田邸

 大阪法務局本局に出向いた。岸田邸の旧住所は、城東区関目4丁目69番地であった。分筆されて、枝番が付いていた。現在は城東区成育5丁目12-27である。島成園は昭和21年から昭和45年まで岸田邸の一室を借りて住んでいたのだ。

 

 明治35年10月10日、岸田亀太郎が所有権移転をしている。初めて岸田家の名前が出てくる。昭和5年12月16日に岸田幸一が家督相続をしている。

 

 旧土地台帳からわかることは、岸田家が明治以降の関目に住むようになったことだ。だから『蒲生古事記』の記述と矛盾してくるのだ。岸田家の古文書があれば、それと比較対照すれば事実が明確にできるだろう。