今年も「浪曲名人会」に参加した。お客さんの顔ぶれは高齢者が多いが、若者もちらほらと見えた。
今年の企画は「立体掛け合い浪曲」が入ったことだ。若者の企画が実現した。名人会の枠に収まった企画で、来年度が楽しみだ。
↑チラシ
二代目真山一郎師は先代の遺産を継ごうとする心意気が感じられた。
松浦四郎若師は、人格温厚さが浪曲にも出ていて、聴かせる。
天中軒雲月師はその声に聞き惚れる。うっとりとしてくる魅力がある。
大とりは、京山幸枝若師。顔を見せるだけで、拍手の渦だ。貫禄・実力を兼ね備えた名人の一人だ。