「浪曲錬声会」が27日に国立文楽劇場小ホールであった。脚を引きずるように痛みを堪えて歩く。時間に遅れる。最前列でかぶりつきで、浪曲師と曲師の名演に聞き惚れた。自宅に直帰するのも惜しいので、喫茶店を探す。
黒門市場の伊吹珈琲店に入る。黒門市場には人ごみが戻っている。外国語があちこちから聞こえる。市場の価格が「観光客価格」にならないように祈る。
↑伊吹珈琲店
↑店内のようす
珈琲とレアチーズケーキを注文する。珈琲とケーキで590円とメニューにあったので、注文をした。レシートを見ると、珈琲540円、チーズケーキ590円だったのだ。欲に駆られた結果だ。
珈琲を飲む前にスプーンに角砂糖1個を乗せて、珈琲に漬ける。珈琲が沁みたら、口内に入れる。角砂糖と珈琲が広がる。愉悦の時間。最近の珈琲店では、ミルクなし、角砂糖なしが普通だ。
伊吹珈琲店は大阪市内に二か所ある。北区天神橋筋にあるのは兄さんが経営している。黒門市場のは弟さんがやっている。焙煎やドリップにこだわりがあるらしい。
だから、私は珈琲店を選ぶ。