大阪城公園内に「大阪社会運動顕彰塔」がある。かつては森の中にひっそりと塔が建っていた。現在は塔が改装され、駐車場もできて、明るい雰囲気である。JR大阪城公園を下車。歩道橋を渡って大阪城公園に入って、南へ徒歩すぐ。
戦前戦後の社会・労働運動に功績のあった方々を顕彰している。
↑かつての大阪社会運動顕彰塔(大阪社会運動協会の許可を得ています)
↑かつての式典
↑大阪社会運動顕彰塔のデザイン(顕彰塔の設計は、彫刻家で舞台装置なども製作した浅野孟府(1900〜1984)である)
↑塔の内部
↑かつての大阪社会運動顕彰塔
↑かつての顕彰式典
1956(昭和31)年9月24日、大阪地方メーデー実行委員会が森ノ宮の大阪市立労働会館(現在は子ども支援センター)で開催した「戦後労働運動物故者追悼祭」を初めとして、1966(昭和41年)、全大阪の労働者、農民、民主団体、有識者有志の協力・拠金によって大阪社会運動顕彰の建設が始まった。1970(昭和45)年10月に着工した。
建立から50年後、2020(令和2)年に上屋を撤去して、新しく顕彰碑を設置した。
↑現在の大阪社会運動顕彰塔(工事は大林組)
↑同上
【参考文献】
大阪社会運動顕彰塔のHP(大阪社会運動協会の許可を得ています)
https://shaunkyo.jp/shaunkyo/kenshouto.html