十和田湖には三度も訪れている。今回は連れ合いと一緒だ。娘が驚いていた。私が旅行に四年間行っていなかったからだ。
自由時間のある時はツアー客とは別行動で、十和田湖郵便局に向かった。入金をして、局のスタンプを押してもらった。十和田湖というと、成瀬巳喜男監督の東宝映画「乱れ雲」(1967年度作品)の一場面が思い出される。「哀愁の湖畔‥傷つき相寄るふたつの心は永遠の別れに激しく乱れる」とDVDには書かれている。官僚の夫を交通事故で失った未亡人(司)とその事故の加害者(加山)が、次第に距離を縮め、許されない愛に痛み苦しむ。
共演は、草笛光子、森光子、浜美枝、加東大介、土屋嘉男、藤木悠、中丸忠雄ほか。
奥入瀬渓流の銚子大滝でロケがされた。夫(土屋)と妻(司)とのツーショットを司が追憶する。
↑十和田湖近辺の地図
↑奥入瀬渓流
↑同上
↑同上
↑同上
↑三乱の流れ
「乱れ雲」のロケ地は宇樽部(うたるべ)だったが、観客は、休屋(やすみや)で司葉子と加山雄三のふたりが一夜を過ごす場面と思っていた。司は1954年に東宝から映画デビューした。鳥取の名家の出で、新日本放送(現在のMBS)の社員であったが、美人で品よく清潔な感じがいいのでスターになった。
↑十和田湖バス停留所(休屋、JR東北)
↑十和田湖(休屋)の遊覧船
↑同上
休屋を歩いたが、かつてのような賑わいがなかった。中国人観光客の激減で観光施設が大きな余波を受けたようだ。外国人観光客(中国人を除く)が戻ってきているようだ。昼メシは「きりたんぽ」を一串頬張った。休館になったホテルが目につく。地主が国なので、店子の賃料が気になる。
↑発荷峠展望台
↑同上
↑同上
↑同上
↑同上
↑小坂鉱山の産業遺産群のポスター
↑発荷峠展望台
↑同上
↑休屋ガイドマップ
↑総合口座通帳(一部をカットしている)
十和田湖郵便局はこじんまりとした局舎だが、局のスタンプはいい旅の記念になった。
【参考文献】
DVD「乱れ雲」と付録の解説書(佐藤忠男)を参考にした。