十和田湖

 十和田湖には三度も訪れている。今回は連れ合いと一緒だ。娘が驚いていた。私が旅行に四年間行っていなかったからだ。

 自由時間のある時はツアー客とは別行動で、十和田湖郵便局に向かった。入金をして、局のスタンプを押してもらった。十和田湖というと、成瀬巳喜男監督の東宝映画「乱れ雲」(1967年度作品)の一場面が思い出される。「哀愁の湖畔‥傷つき相寄るふたつの心は永遠の別れに激しく乱れる」とDVDには書かれている。官僚の夫を交通事故で失った未亡人(司)とその事故の加害者(加山)が、次第に距離を縮め、許されない愛に痛み苦しむ。

 共演は、草笛光子、森光子、浜美枝、加東大介、土屋嘉男、藤木悠、中丸忠雄ほか。

 奥入瀬渓流の銚子大滝でロケがされた。夫(土屋)と妻(司)とのツーショットを司が追憶する。

f:id:higachanntan:20260628170804j:image↑十和田湖近辺の地図
f:id:higachanntan:20260628170741j:image↑奥入瀬渓流
f:id:higachanntan:20260628170736j:image↑同上
f:id:higachanntan:20260628170757j:image↑同上
f:id:higachanntan:20260628170752j:image↑同上
f:id:higachanntan:20260628170747j:image↑三乱の流れ

 「乱れ雲」のロケ地は宇樽部(うたるべ)だったが、観客は、休屋(やすみや)で司葉子と加山雄三のふたりが一夜を過ごす場面と思っていた。司は1954年に東宝から映画デビューした。鳥取の名家の出で、新日本放送(現在のMBS)の社員であったが、美人で品よく清潔な感じがいいのでスターになった。

f:id:higachanntan:20260628170915j:image↑十和田湖バス停留所(休屋、JR東北)
f:id:higachanntan:20260628170910j:image↑十和田湖(休屋)の遊覧船
f:id:higachanntan:20260628170900j:image↑同上

 休屋を歩いたが、かつてのような賑わいがなかった。中国人観光客の激減で観光施設が大きな余波を受けたようだ。外国人観光客(中国人を除く)が戻ってきているようだ。昼メシは「きりたんぽ」を一串頬張った。休館になったホテルが目につく。地主が国なので、店子の賃料が気になる。
f:id:higachanntan:20260628170850j:image↑発荷峠展望台
f:id:higachanntan:20260628170855j:image↑同上
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f:id:higachanntan:20260628170952j:image↑同上
f:id:higachanntan:20260628171002j:image↑同上
f:id:higachanntan:20260628170958j:image↑小坂鉱山の産業遺産群のポスター
f:id:higachanntan:20260628171012j:image↑発荷峠展望台
f:id:higachanntan:20260628171008j:image↑同上

f:id:higachanntan:20260628214322j:image↑休屋ガイドマップ

f:id:higachanntan:20260628214920j:image↑総合口座通帳(一部をカットしている)

 十和田湖郵便局はこじんまりとした局舎だが、局のスタンプはいい旅の記念になった。

 

【参考文献】

DVD「乱れ雲」と付録の解説書(佐藤忠男)を参考にした。