戦時中に作られた人工河川の城北運河(城北川)にはある思い入れがある。
↑城北運河平面図(『城東区史』昭和49年7月発行)
城北運河は、淀川左岸(都島区友渕町)から赤川・中宮・森小路を経て、城東区今福で寝屋川右岸に達する運河だ。城東区内では2130mで、川幅は40mある。
昭和7(1932)年10月28日に事業認可される。昭和10(1935)年4月1日に着工した。昭和15(1940)年に竣工した。戦時下の工業地帯として、舟運の便を図り、産業発展に大きく寄与した。
太平洋戦争後、工場排水による汚染が問題になった。下水道整備と淀川の水を導入する浄化計画で水質が大幅に改善された。
昭和60(1985)年に城北川(一級河川)に名称変更された。
↑寝屋川に艀が停泊している
↑城北運河(古市一丁目付近)
↑城北運河に接する済生会野江病院
↑野江一丁目
↑城東区役所にある大阪国技館の模型
先日、クリニックで診療を受けるため、待合室で待っていた。ある患者(古市在住)が知り合いと話していた。
「城北運河で最近自殺者が増えている」と聞こえた。そんな話は初めて聞く。おかしいぞ。
城東消防署に問い合わせた。警察と違って上から目線でなく、市民にあたたかく接してくれた。調べるのでしばらく時間がかかるとのことであった。
↑寝屋川(新喜多大橋から下流を見る)
↑寝屋川(極楽橋から下流を見る)
↑極楽橋(下流を見る)
しかし、その日のうちに回答が来た。「城東署管内では、(城北川への投身)自殺者は、2024年12月1日から2025年11月30日までの一年間ではゼロ件です。イタズラ電話が1件がありました」と。
悪いウワサの時速は速い。一人のデマがクチコミでどこまで広がっているだろう。私のブログで事実を拡散しても効力があるのだろうか。
【参考文献】