地下鉄御堂筋線の運行にまったく関心のない方には耳の右から左へ抜ける情報だろう。
地下鉄の自動運転について聞かれたことがあろう。御堂筋線にも一部、自動運転が導入されている。先頭車両に運転士が、最後部に車掌が乗っている。
運転士は手動で車両を発車させる。この時期、発車時の揺れを感じる機会がおありだと思う。国家試験をパスしたての運転士にはありがちだ。それまでの養成期間に「師匠」の技量を盗むかである。
↑中央線緑橋駅改札口。6両編成で夢洲駅が終点
↑淀屋橋
↑千日前線鶴橋駅ホーム西端の百葉箱
↑同上(順次、各駅で撤去中)
車両の停止は自動である。機械は加減なく止まる。だから、停止の振動がある。ガクンと停まるのだ。それを防ぐために、運転士が先にブレーキのレバー操作をして、速度を落とす。すると、車両は自動的に停まるのだ。こういうメカを知って、地下鉄御堂筋線を利用して、インバウンド客で混み合う車内で揺られるのもいいかな。
【追伸】地下鉄駅で1番線と2番線がある。上りと下りが国鉄(現在のJR)にはある。国鉄本社が東京駅丸の内にあった。東京駅に向かうのが上りである。
では、大阪の地下鉄ではどうなるか。2番線が上りホーム、1番線が下りホームになると地下鉄駅員に聞いた。鶴見緑地線は門真南駅が始点駅だから、2番線ホームが上りホームになるのだ。地下鉄めぐりのお楽しみにされてはいかがだろう。