「身世打鈴(シンセタリョン)」で思い出すのは、新劇俳優の新屋英子のひとり芝居の題名だ。1973年4月29日に初演。在日一世の朝鮮人女性(申英淑)が生きてきた激動の半生(身の上話)を語る劇。新屋は2016年5月2日に死去。87歳。(「民団新聞」2005年5月18日付より引用)
私立開明高校生も参加していた。若い方にも学んでほしい事柄だ。渡日から戦争を体験して、戦後をどう生きてきたかを。松田さんは資料を豊富にお持ちだ。著書もある。歌人でもある松田さんは、短歌に託して自らの半生を語る。短歌で半生を伝える工夫は新しい試みだ。
↑講師の松田圭吾さん
奥さんと娘さんも参加されていて、参加者に紹介された。
↑松田さんの族譜(ソッポ)
↑松田さんの短歌
↑同上
↑同上
講演会は満席になった。松田さんからは歴史のお話を聞くが、もとまって半生をお聞きすることはなかった。このような試みはこれからも続けてほしい。