城東区鴫野の八剱神社の秋祭りが終わった。
昨日が宵宮。雨中の地車巡行で関係者はたいへんだっただろう。宮入りは昨日(10月19日)に済ませていて、神主のお祓いも済んでいた。
↑八剱神社の鳥居
今日(10月20日)は晴天で、地車巡行にはいいコンディションだ。八剱神社の地車は、東之町、中之町、西之町、南之町、天王田、永田が持っている。永田は城東区の南部だから、鴫野までは30〜40分かかる。永田は天王田から分かれて、分家の関係になる。法被は、中之町だけが地が赤である。他は地味な色だから、字が分別できなくても、色でわかる。
地車が通過すると、タバコの吸い殻が落ちている。だれが捨てていたのか。
↑天王田の地車(杉山街道から曲がる)
↑杉山街道から城東小学校に曲がる地車
地車囃子もしばらく聞こえなくなる。
開発の波は鴫野にも及んでいる。城東区は河内湾があった地域で、地盤がジュクジュクだ。鴫野東の電柱には、「想定浸水深」が4メートルの標識がついている地域もある。かつて鴫野東に東野電柱株式会社の居宅(木造、大正時代)の地盤から大量の岩石が出ている。地盤改良のために岩石を埋めたのである。
↑東野電柱株式会社の居宅跡
開発の波は天王田にもきている。
↑100年前に建った長屋
↑同上
↑同上(奥に裏長屋がある)
↑裏長屋
↑裏長屋から見る
元地主が業者に売却して、最後まで賃貸で住んでいた方も関目のマンションに引っ越しした。地主はある不動産会社に売却している。西成郡の長屋は二階建てなのに、東成郡(城東区)の長屋は平屋が特徴と思っている。長屋が解体されて、そこにどんな建物が建つのだろうか。