音楽ファンならご存知の「大阪国際フェスティバル」が2日、フェスティバルホールで開かれた。満席であった。
かつて30代の頃に参加したことがある。舞台に日の丸が掲示されていた。国歌法が制定される以前であった。「君が代」が流れた。入場者全員に起立のアナウンスが流れた。隣の友人が起立するねんよと哀願するように言った。その時は立った。
↑地下鉄四つ橋線西梅田駅
↑フェスティバルホールの館内
↑大フィルの指揮者は尾高
今は日の丸も君が代も場内には存在しない。全員起立のアナウンスもなかった。マーラーの交響曲第二番「復活」であった。すばらしい演奏であった。↑フェスティバルホールの入口
「国際フェスティバル」と名付けられているので、国旗・国歌に敬意を払うのが国際的なエチケットに適っていると運営側が思ったのだろうか。